協働研究機関責任者 | |
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鈴木 教洋 | 執行役常務CTO兼研究開発グループ長 |
研究拠点研究者等 | |
山田 真治 | 研究開発グループ基礎研究センタ センタ長 |
松岡 秀行 | 研究開発グループ 基礎研究センタ 主管研究長 |
水野 弘之 | 研究開発グループ 基礎研究センタ 主管研究長 |
戸丸 辰也 | 研究開発グループ基礎研究センタ 主任研究員 |
Hitachi Cambridge Lab. | |
山田 廉一 | 所長 |
Fernando Gonzalez-Zalba | 主任研究員 |
Tsung-Yeh Yang | 研究員 |
本研究拠点における研究内容
量子情報素子技術開発
量子暗号通信技術開発
量子計算基盤技術開発
以上を含むナノ技術の確立
協働研究機関について
1910年の創業以来、日立製作所は技術で社会に貢献するため、研究開発に注力してきました。具体的な成果として、1942年の日本初の電子顕微鏡、1962年の日本初のMOSトランジスタ、1977年の世界初の光ディスク画像ファイル装置、1986年の世界初の電子線ホログラフィー顕微鏡を用いたアハラノフ・ボーム効果の実証、2001年の世界最小の無線認識ICチップ「ミューチップ」、2002年の入退管理用の指静脈認証装置などがあげられます。こうした研究成果から、重電事業、家電事業、ストレージ事業、半導体事業、コンピュータ事業、通信事業、システムソリューション事業などをつぎつぎに生んできました。近年はこれらの技術を基盤としてSociety5.0を実現すべくお客様との協創に力点をおいてIoTを活用したデジタルソリューションを展開しています。
量子情報関連技術では将来を見据えた基礎的研究に留まらず、現技術との融合も視野に入れた研究開発を行っています。量子暗号の技術を古典的技術に応用した高安全通信装置や、量子アニールと類似の動作をするCMOSアニーリングマシンが挙げられます。量子コンピューティングに関しては将来的発展性を見据えてシリコン上に量子ビットを作製する研究を進めています。