協働研究機関責任者 | |
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江村 克己 | 取締役 執行役員常務 兼 CTO |
研究拠点研究者等 | |
萬 伸一 | システムプラットフォーム研究所 主席技術主幹 |
白根 昌之 | システムプラットフォーム研究所 研究部長 |
眞子 隆志 | システムプラットフォーム研究所 技術主幹 |
山本 剛 | システムプラットフォーム研究所 主幹研究員 |
遠藤 浩幸 | システムプラットフォーム研究所 主任研究員 |
南部 芳弘 | システムプラットフォーム研究所 主任研究員 |
五十嵐 悠一 | システムプラットフォーム研究所 主任研究員 |
渋谷 明信 | システムプラットフォーム研究所 主任研究員 |
各務 惣太 | システムプラットフォーム研究所 主任 |
澁谷 泰蔵 | システムプラットフォーム研究所 主任 |
橋本 真奈 | システムプラットフォーム研究所 主任 |
本研究拠点における研究内容
量子情報素子技術,量子情報システム基盤技術開発
ナノデバイス技術
協働研究機関について
日本電気(株)は、量子情報技術の研究に、1990年代の終わりから取り組んでおり、これまで、量子コンピュータに向けた固体素子による量子ビット演算動作の実証、単一光子による量子暗号鍵配布の実証では世界をリードする研究を展開してきた。本拠点との連携でこれらを発展させ、新たな量子情報応用技術の開発を目指すが、ナノ量子情報エレクトロニクスを専門とする優秀な研究者、研究開発遂行に必要な半導体プロセス装置、クリーンルーム、さらには量子通信特性評価装置を保持しており、十分な研究ポテンシャルを有している。
単一光子を用いた量子暗号通信の分野では、高感度光子検出器の開発、世界最長の150km伝送、量子暗号通信装置のフィールド実証試験等、世界トップレベルの実績を有する。これらの成果に対し、情報通信月間推進協議会情報通信サービス賞を受賞している。また量子コンピュータ実現に向けた固体量子ビット素子の開発でも世界をリードし、これまで2度にわたり仁科賞を受賞している。